roger turner drumset and percussion
TURNER PLAYS CANOPUS DRUMS
ロジャー・ターナー
<ドラム&パーカッション>
1960年代に、英国カンタベリー州で少年時代を過ごし、ジャズを主に多種多様な音楽に慣れ親しむ。
初演奏は、1966年に英国カウンシル主催のコンサートにて、フリージャズサックス奏者として有名なクリス•ビスコーとのデュオ。1968年、ロンドンに拠点を移し、ガーナ•ドラム•アンサンブルマスクと実験的前衛劇のツアーに参加。
1974年より、本格的にパーカッショニストとしての頭角を発揮。
1979年には、即興音楽を専門にリリースするカウ(CAW)レーベルを発足。その後、数えきれないほど著名なミュージシャン達と共演。一例としてポール•ラザフォード、スティーブ•ベレスフォード、デレク•ベイリー、バリー•ガイ、エヴァン•パーカー、ジョン•ラッセル、ロジャー•スミス、ジョン•スティーブンス、マギー•ニコルス、フィル・ミントン、そしてロル•コクスヒル、と枚挙の暇が無い。
1980年ならびに1983年には、英国芸術カウンシルの支援のもと、ソロのパーカッショニストして演奏。その後、1984年ならびに1985年にはアラン•シルバーとフランス芸術オーガナイゼーションの強い希望からフリー即興音楽演奏における多種楽器のあり方を探るワークショップを行う。
1986年から1987年には、前衛ロックミュージシャンならびにシンガー(アネット•ピーコック)やノーズフルート(鼻で演奏するフルート)を使った演奏の録音に携わる。
同時期からジャズベースのコラボレーションも開始。共演者の一例を挙げるロル•コックスヒル、アラン•シルバーとヨハネス•バウワーとのトリオ、他、ニューヨークに拠点をおくミュージシャン(チャールズ•ゲイルとのトリオ、ロイ•キャンベル、ウィリアム•パーカー、サビア•マーティーン、ヘンリー•グライムス)との活発な共演が行われる。
ターナーはミュージシャンとだけでなく、視覚芸術家や映像作家、例えばマーティン・クラッパー,ファビアン•アウディオウド、スーザン・ターコット:彼らとのコラボレーションはパリ日本国際芸術協賛、ヤン•バン•エイクアカデミー•マストリヒト(オランダ)そしてカナダのアートギャラリーにて多角的で精力的な活動を行う。
また舞踏者とのコラボレーションを含む共演としては、カルロス•ジンゴー(リスボンと中国マカオにて行われた大友良英とのコラボによるエレクトロニックプロジェクト)、フランスで前衛ダンスの一任者として知られるジョセフ•ナッジの「etc,etc,」が一例として挙げられる。その他、現在はスイスに拠点を置く6ix、そしてギターリスト、内橋和久とのデュオ(米国、日本、ヨーロッパ)ならびにクリス•ビスコーとジョン•エドワードとのトリオ、アクセル•ドーナーとジョン•ラッセルとのトリオがある。その他、ヨーロッパに拠点をおくミュージシャンとの共演はフィル・ミントンならびにミッシェル•ドネダとジョン•ラッセルとのトリオが挙げられる。
1970年よりコラボレーションを行っているミュージシャンとしては近藤等則、デレク•ベイリー、フレッド•フリス、カルロス•ジンガーロとトム•コーラとのトリオ、エヴァン•パーカー、ウィリアム•パーカー、大友良英、シェリー•ハーシュ、ジョエル•レアンドレ、キース•ロウ、ヴォルフガング•フックス、アップ•バールス、バリー•ガイ、バール•フィリップス、ポール•ラザフォード、グンター•クリスマン、マリリン•クリスペル、チャールズ•ゲイル、イレーネ•シュバイツァー, マルコム•ゴールドステイン、そしてユージーン•チャドボーン。
エレクトロニックミュージシャンとの共演も多く、2005年にはベルリンにて自作自演のソロを演奏、多数の前衛コラボレーション(詩人、芸術家)とのコラボレーションを行っている。
2013年、選りすぐった日本のミュージシャン:大友良英、坂田明、鈴木昭男、そして内橋和久との非常にユニークで重要なユニットを行う。さらに2015年には、斎藤徹、佐藤允彦、喜多直毅、工藤冬里、八木美知依と様々なミュージシャンとセッションを行い、ツアーを成功させた。
前衛音楽のパーカッショニストとして1970年初頭から精力的に活動。ソロ、実験的ロックミュージシャンやフリースタイルの歌手との共演、前衛ダンス、映画さらに現代芸術家らとの創作活動に積極的に参加する等その音楽活動は目覚ましい。またワークショップやインディペンデント・レコードレーベル設立、そしてジャズ音楽ベースのアンサンブルにも多数参加。
しかしこの多才なターナーの活動で最も注目に価するのは、何と言っても数多くの国際的に著名なミュージシャン達と共演し、音楽の新境地の開拓に貢献してきたことである。共演者の名を挙げたら枚挙に遑がないが、その一例としてアラン・シルバー、近藤等則、デレク・ベイリー、セシル・テイラー、ヘンリー・グライムス、キース・ロウ、スティーブ・べレスフォード、フィル・ミントン、大友良英、チャールズ・ゲイルが挙げられる。またツアー並びにコンサート活動領域もヨーロッパ、オーストラリア、カナダ、アメリカ、メキシコ、中国そして日本と広範囲に渡る。
「ターナーの先鋭的で斬新な演奏には圧巻される。炸裂パワーと繊細で情緒豊かな音が絶妙に絡み合う音楽は正に類い稀だといえよう」(ワイヤーマガジン1986年)
「即興音楽界の大物、第一人者」(ワイヤーマガジン2001年)
SHORT CV (300words)
ドラマー、パーカッショニスト。
前衛音楽のパーカッショニストとして1970年代初頭から精力的に活動。ソロ、実験的ロックミュージシャンやフリースタイルの歌手との共演、前衛ダンス、映画さらに現代芸術家らとの創作活動に積極的に参加する等、その音楽活動は目覚ましい。またワークッショップやインディペンデント•レーベル設立、そしてジャズ音楽ベースのアンサンブルにも多数参加。
数多くの国際的に著名なミュージシャン達(アラン•シルヴァ、近藤等則、エヴァン•パーカー、デレク•ベイリー、セシル•テイラー、ヘンリー•グライムス、フレッド•フリス、キース•ロウ、フィル・ミントン、アネット•ピーコック、チャールズ•ゲイル、大友良英等)と共演し、音楽の新境地の開拓に貢献。ツアー並びにコンサートの活動領域もヨーロッパ、オーストラリア、カナダ、アメリカ、メキシコ、中国そして日本と広範囲に渡る。
「ターナーの先鋭手で斬新な演奏は圧巻である。炸裂するパワーと繊細で情緒豊かな音が絶妙に絡み合う音楽はまさに類い稀だと言えよう」(The Wire 1986)